自己紹介
私はロベルタコルシと申します。年齢は65才。長年勤めてきた会社を無事定年退職したのをきっかけに、自分にしか出来ない何かを始めたいと思いました。
全ては2002年に始まりました。
アルベロ通りに面したこの家は、元々は母の大親友が所有していました。フィレンツェの中心地にあるにもかかわらず、建物は通りの内側に面しているのでとても静か!家族との話し合いの結果、2002年にこの家を買い取ることになりました。
私の長年の夢を叶えたかったのかもしれません。
私にとっての旧家は、そこに住んでいた人たちの思い出が沢山詰まっている建物なので、それを尊重して住むものなのです。 そこで修復作業は、建物の特徴をそのまま残すことを大前提に行ないました。通路の中央部を工事しているときに偶然発見された壁がんは、古い城壁の一部で、 煉瓦とアルノ川の石を使って造られたものでした。恐らく、時代を経るうちに壁の中に塗り込まれてしまったもので、昔ここには修道院があったのかも知れませ ん。壁がんに息を吹き込み、再びこの世に呼び戻しました。
私達は、自然の恵みと調和を愛する気持ちを現すために、建物の中にその真髄を残したわけです。このため、各部屋にトスカーナで育つ木の名前をつけました。
2003年に、漸く長い時間をかけて行なわれた修復が終わり、B&Bコルシハウスが開業しました。B&Bの名前に敢えて私の姓字を付けたのは、お客様に安心してご滞在していただくためです。
お客様には静かで清潔な環境を提供し、あらゆるご期待に添えるよう、常日頃から心がけております。
Roberta Corsi
ロベルタ コルシ